家具の分解
今日は港区のお客様から。
9月に引越しをするのですが、大きなクローゼットがあって分解しないと部屋から出ないのだけど、かなり細かい部品からできているため引越し屋さんが受けてくれない。お宅は受けてくれますか?というものでした。
詳しく伺うと、まず大きさは2M×2M 普通のタンス2個分くらいです。
重さは30㎏位 結構しっかりしたものなのですね。
そして搬入した時は業者さんが組み立ててくれたそうです。
ふむふむ
確かにこの大きさですと、部屋から出ないし、エレベーターにも乗らないで
しょうね。
では詳しいことをお聞きしましょう。
Q まず、どこで購入した家具ですか?
A ずいぶん前のことなので覚えていませんが、通販だったと思います。
Q 連結部はすべてネジやナットですか?
A はい、そうだと思います。
Q 説明書はまだお持ちですか?
A はい、手元にあります。
こんなやり取りをしていると、急にお客様から
「ダボ」って何ですか?と。
これは木や石をつなぎ合わせる時に使うもので、接合面の両方に穴が開いていてそこに差し込む小さな棒のようなものですよと説明すると、「これで留まっているところがあります」というのです。
これは本来ずれを防ぐものだから、これだけで接合されていることはないのですが・・・というと、「ちゃんと止まっていますよ。説明書にも書いてあります。穴にボンドをいれてこれを差し込むって・・・」
あら~ それだと分解はできない。
ボンドでくっついちゃっているから、一筋縄では分解できない。
壊して処分するものだったら分解できますが、再度組立てをしようと思っていらっしゃるのであれば、かなり大変な作業になりますとお伝えすると、
やっぱりそうなんだ・・・
やっぱり捨てちゃおうかな?!と。
そうですね、購入した価格にもよりますが、やってみないと分解できるかは
わからないので、その覚悟もして頂けるとありがたいです。
よくIKEAの家具は分解できないと言われていますが、このようなことが
原因の一つであることは間違えありません。
最近では、ニトリの家具もネジを使わず組立OKというものがキャッチフレーズになっているほど。
みなさん、家具を購入する時は、このようなところも良く持て購入してくださいね。
ダボってこんなものです。
家具の分解組立やまかせください
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