不要品のお片付け
今日はタワーマンションの残置物お片付け。ここ数ヶ月、タワーマンションの退去に伴う残置物処理の依頼が立て続けに舞い込んでいる。
高層階からの搬出作業は重労働。
特に、大型家具や家電製品は重くてかさばるため、搬出に時間がかかってしまう。
今日のお宅は、30階建てタワーマンションの24階にある部屋だった。
部屋に入ると、まず目に飛び込んできたのは、足の踏み場もないほど積み重なった段ボール箱。
中には、引っ越し時に梱包された家具や生活用品がぎっしり詰まっている。
部屋の奥には、大きなソファやベッド、冷蔵庫などの家電製品が置かれていた。
まずは、段ボール箱から中身を取り出し、小さくまとめていく。
壊れやすいものは、緩衝材で丁寧に梱包する。
家具や家電製品は、慎重に運び出し、エレベーターで下ろしていく。
作業を始めて数時間、ようやくすべての荷物を搬出し終えた。
部屋の中はすっかり空っぽになり、元の姿に戻った。
退去する人は、さまざまな事情で多くの荷物を残していく。
中には、思い出の詰まった日記や写真アルバムなども含まれている。
私は、こうした残置物を処分する前に、必ず中身を確認するようにしている。
もし、大切なものを見つけたら、必ず依頼主に連絡するようにしている。
日記や写真アルバムなど、いくつかの私物を見つけた。これらの持ち主が、大切な思い出を再び手にできることを願わずにはいられない。
持ち主にとって大切な思い出を守り、新しい生活への一歩を踏み出す手助けができるという、やりがいのある仕事でもある。
これからも、一つひとつの仕事に真摯に取り組んでいきたい。
2024/02/17
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