【絵画取付】絵画を石こうボードの壁に取り付けてください。
中央区で絵画の取り付け作業を行いました。今回のご依頼は、石こうボードの壁に額縁をしっかり取り付けたいという内容でした。
絵画を壁に飾ると部屋の雰囲気がぐっと変わりますが、その分取り付け位置や強度には注意が必要です。
まずは取り付ける位置を決めます。
ご依頼者様と一緒に高さを確認し、床から180cmの位置を中心に設置することになりました。
実際にメジャーで測りながら鉛筆で軽く印をつけ、仕上がりのイメージを確認。
額縁のサイズや壁のバランスを考えると、この高さが一番自然で見栄えが良いと判断しました。
壁は石こうボードのため、そのまま釘を打ち込むと耐久性に不安があります。
そこでボードアンカーを使用しました。
まずドリルで下穴を開け、アンカーをしっかりと打ち込んで固定。
アンカーは石こうボードの中で広がる仕組みになっており、重量のある額縁でも安定して支えることができます。
次に額縁の裏についている紐を確認。
紐の結びが緩んでいないかチェックし、必要に応じて結び直しました。
強度を確かめた後、ボードアンカーに紐を引っ掛け、慎重に絵画を持ち上げて掛けます。
この作業では脚立を使用し、目線の高さを合わせながら微調整を繰り返しました。
左右の傾きがないように水平器を当て、少しずつ位置を整えていきます。
最終的に額縁は壁にぴたりと収まり、部屋の雰囲気が明るく上品になりました。
ご依頼者様も
「やっぱりプロに頼むと安心ですね。高さもちょうど良くて見栄えがいいです」
と笑顔でおっしゃってくださいました。
作業時間は1名で60分ほど。
取り付け自体は一か所でしたが、位置決めや下地の確認、アンカーの固定、仕上げの微調整など、丁寧な手順を踏むことで安全かつ美しい仕上がりになったと思います。
最後に工具を片付け、周囲に粉やゴミが残っていないかを確認して作業を終えました。
絵画や額縁はインテリアの中でも特に目に入りやすいものです。
そのため「少しの傾き」や「取り付け位置の違い」が大きな印象の差になります。
今回のように石こうボードの壁でも、適切な道具を使えばしっかりと固定でき、ご依頼者様に安心して飾っていただけます。
こうした小さな作業でも、暮らしを豊かにする大切なお手伝いになると改めて感じました。
今後も「頼んでよかった」と思っていただけるように丁寧な作業を心がけてまいります。
2025/12/03

