【片付けを手伝って】部屋が散らかってしまう。片付けを一緒にお願いします。
今日は板橋区の2Kマンションで、整理整頓のお手伝い。ご依頼者は年配の女性で、
「片付けが苦手でね、着る物も本もどこに戻していいか分からなくなっちゃって」
と少し困った表情でした。
お部屋はリビングと寝室に衣類や本が点々と広がり、タンスと本棚は入れたい物に対して空きがうまく作れていない様子。
最初に、床に仮置き場を四角く区切り、衣類は季節別と使用頻度別、さらに色味でざっくり仕分け。
本はジャンル別に集め、よく読むものと観賞用、保管したいものに分けました。
判断に迷う物は「保留」と書いた付箋を貼って一時置き。
無理に決めないことが続けるコツです。
ご依頼者の手元には軽いシャツやハンカチをお願いし、私は重めの本やタンスの空き作りを担当。
会話をしながらペースを合わせました。
衣類は引き出しの高さを測ってから、不織布ケースで仕切りを作り、薄手のTシャツは立てて収納。
色を濃い順に並べると探しやすく、引き出しを開けた時の見た目も落ち着きます。
下段はデニムやスウェットなど重さのある物、中段は普段着、上段は下着や靴下とハンカチ。
ハンカチは三つ折りにしてブックエンドで仕切ると倒れにくくなりました。
ハンガーは肩の厚みが合っていない物があったので、伸び予防のために薄手用へ入れ替え。
タンス表面はクロスでさっと拭き、手触りまで気持ちよく整えます。
本棚は上段に観賞用の大判、目線の高さに日常使いの文庫と実用書、下段に雑誌やファイル。
戻す場所が迷子にならないよう、棚の縁に小さな付箋で「料理」「健康」「手続き」「趣味」と手書きのラベルを貼りました。
背の低い文庫は列が崩れやすいので、ブックエンドで軽く支え、取り出しやすさを優先。
紙ものは散らばりやすいので、A4クリアファイルに「公共料金」「病院の書類」「取扱説明書」と分け、よく使う物だけを本棚の一番手前に立てました。
中盤は休憩を挟みつつ、保留山の再チェック。
「これは今季は着ないかな」
「この本は娘にあげようかな」
と会話が弾み、決断がどんどん進みます。
床に出ていた衣類は全て定位置へ、本は棚へ戻り、最後は掃除機とドライモップで床を一巡。
踏み台で照明カバーのホコリも軽く落として、仕上げにドアノブを除菌拭き。
5時間で2部屋がすっきりと風通しの良い空間になりました♪
タンスと本棚の前でご依頼者に見ていただくと、ぱっと表情が明るくなり、
「ここに戻せばいいのね。ほんとにありがとねぇ…」
と笑顔。
引き出しを開け閉めして
「見つけやすいし、手が止まらない。これなら続けられそう」
と胸を撫で下ろしておられました。
最後に、維持のコツを三つだけ。
1つ目は帰宅したら衣類を「洗う」「戻す」「保留」の三択で必ず分けること。
2つ目は本や書類は1日1冊だけ元の棚へ戻す小さな習慣にすること。
3つ目は付箋ラベルを1か月後に見直し、言葉を暮らしに合わせて更新すること。
やることは少なく、続けやすく、が合言葉です。
苦手意識がある方ほど、最初の一押しで部屋も気持ちも軽くなりますね。
板橋区での整理整頓や収納づくり、1名からでもお伺いします。
相談はいつでも無料。
お困りの方のご依頼をお待ちしています♪
2025/12/23
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