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【ゴミ屋敷片付け】10数年分の思い出と向き合う片付け

品川区の一角にある一軒家。

住人の生活の歴史が刻まれた場所。

しかし、そこには新聞や雑誌、衣類、ペットボトル、ビン、缶が散乱し、足の踏み場もない状態だった。

ご依頼者様からの相談は、

「長年放置してしまったゴミ屋敷を片付けたい」とのこと。

玄関を開けると、まず目に飛び込んできたのは、積み重なった新聞と雑誌の山。それは天井近くまで達し、足元には衣類が無造作に散らばっている。

手に取ると、もう何年も使われていないことが分かる。

ペットボトルや缶も多く、リサイクル資源となるものもあれば、処分が必要なものも混在していた。

作業は6名のスタッフで行い、8時間に及んだ。

まずは分別から。

新聞や雑誌を束ね、衣類を袋詰めし、ペットボトルや缶も仕分けしていく。

こうした片付けの基本作業に時間をかけることで、後の搬出がスムーズになるのだ。

しかし、この作業だけでもかなりの労力を要する内容だった。

階段を上がり2階へと進むと、そこもまた1階と同じようにゴミで埋め尽くされていた。

特に苦労したのが、細い階段を使っての搬出作業。

袋詰めしたゴミを慎重に運び出し、トラックに積み込む。

ゴミの量はトラック3台分にも及んだ。

作業が進むにつれ、少しずつ空間が生まれ、長年放置されていた部屋の床が見え始め、窓から光が差し込むようになった。

ご依頼者様も、その変化を目の当たりにしながら「ここまでキレイになるとは思っていなかった」と感慨深げだった。

最後の仕上げに床の掃除を行い、ようやく作業が完了。

すっきりと片付いた部屋を見たご依頼者様は、ほっとした表情を浮かべていた。

「10年以上も悩んでいたことが、こんなに短時間で解決できるなんて。本当に感謝しています」と何度もお礼を言ってくださった。

長年の思い出と共に積み重ねられたゴミは、ご依頼者様にとって決して簡単に手放せるものではなかっただろう。

しかし、片付いた空間を見て、新たなスタートを切る決意をされたご様子だった。

相談はいつでも無料です。

お困りの方のご依頼をお待ちしています。

2025/09/26