【障子張替え】汚れた障子の張替えならお任せ!
今日は世田谷区にある老夫婦のお宅で、障子の張り替えを行いました。玄関を入るとすぐに目に飛び込んできたのは、昔ながらの立派な瓦屋根の日本家屋。
どこか懐かしい香りが漂い、時間が少し巻き戻ったような感覚を覚えました。
ご依頼者様のご主人は「若い頃は自分で張り替えていたんだけどね…」と少し照れ笑いをされていました。
確かに昔は家族で障子を張り替えるのが季節の行事のようなものだったと伺います。
しかし年齢を重ねると、紙を剥がす作業や糊を扱う手間は体に堪えるもの。
今回は9枚の障子をまとめてお願いしたいとのことで、私たち2名での作業となりました。
まずは古い障子紙を剥がす作業から。
年季が入った紙はところどころ黄ばんでいて、破れている部分もありました。
霧吹きで軽く水をかけると紙がふやけ、竹べらでスッと剥がれる感触が心地よく、作業もスムーズに進みます。
ご依頼者様はその様子をじっと眺めながら「やっぱりプロは違うね、昔はこうはいかなかった」と懐かしそうに話されていました。
次に新しい障子紙を用意し、枠にのりを塗って丁寧に貼っていきます。
まっすぐ張るのは簡単なようで実はコツが必要で、紙がピンと張るように手のひらで軽く押さえながら進めます。
余分な部分をカッターで切り落とすと、真新しい白い障子が姿を現しました。
薄暗かった部屋が一気に明るさを取り戻し、奥様が「まるで家が若返ったみたい」と声を弾ませておられました。
9枚すべてを張り替えるのに約3時間。
最後の1枚を立てかけたとき、ご夫婦がそろって「これでお正月も気持ちよく迎えられるね」と笑顔で話される姿が印象的でした。
使い終わった糊や道具を片付けるとき、ご主人が「昔は孫と一緒にやっていたんだよ」と少し懐かしむように語られました。
その言葉から、障子張り替えという作業が単なる家事ではなく、家族の思い出をつくる大切な時間でもあったのだと感じました。
世田谷の静かな住宅街でのひととき。
障子が新しくなったことで、光の入り方まで変わり、まるで家全体が生き返ったように感じられました。
ご夫婦の笑顔に包まれながら、温かい気持ちで現場を後にしました。
相談はいつでも無料ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。
2025/11/23
過去の記事
2025/11/23 【障子張替え】汚れた障子の張替えならお任せ!
2025/11/21 【防犯・防災サービス】防震対策!耐震金具をタンスに取り付けて!
2025/11/19 【病院への付き添い】港区ご高齢女性の病院付き添いと懐かしい思い出話
2025/11/17 【買い物代行】足の悪いおばあちゃんの代わりに薬局へ行ってきました。
2025/11/15 【金庫の回収】プロの技で安全に回収完了
2025/11/13 【引っ越し手伝い】大物家電の搬出に大奮闘!
2025/11/11 【排水口のお掃除】築30年の台所をスッキリ!
2025/11/09 【大型冷蔵庫の移動】階段ギリギリの難関をどう突破したか?
2025/11/07 【畳の引き取り】階段からの慎重な搬出作業
2025/11/05 【雑用代行】布団丸洗いのお手伝い

